子供が大きくなったので、現在の2 ベッド のアパートから、3 ベッドのアパートへの引っ越しを考えています。
COVID19の影響で不動産価格が高騰しているシドニーですが、賃貸物件の値段は下がっています。私が住んでいる地域も賃貸物件の空きがたくさん出ています。特に1、2ベッドの物件は空きが多いようです。値段も私が4年前に2ベッドを探していた時から2割程度は落ちている気がします。そのため、現在の2ベッドの賃料に少し足せば3ベッドに住むことが出来そうです。ところが同じような考えの人はたくさんいるようで、割安!と思う物件には申込者が殺到しており、競争となります。このような競争は日本の賃貸では考えられないような状況ではないでしょうか。日本でしたら、不動産屋さんに行って空いている物件を紹介してもらう。または、エーブルやAt Homeなどの物件検索サイトで物件検索をして、その物件を扱っている不動産屋さんに行くというのが通常の流れだったと思います。オーストラリアでは、物件に空きが出たらDomainやReal Estate.com のサイトに物件が掲載され、土曜または水曜のインスペクションの時間に実際に物件に足を運び内見し、良ければ申し込みをします。日本とは大きく違う流れです。
申し込みに記載する内容は、申込者の情報、家族構成、賃貸期間、入居可能日、過去の物件の支払い履歴、家族構成、です。申込書の内容をパスすると、申込書に記載した現在住んでいるところの不動産屋や会社の上司や友達にレファレンスが入ります。
現在安い賃料で出ているところでも、長い契約期間(通常1年)では大家に受け入れてもらえない(大家が短期間で賃料をあげたい場合)、すぐに入居してくれる人を探している場合、現在の賃貸しているところとの兼ね合いで入居日をどうしたらいいかなど、考えることが多く申し込みも大変です。
日本の賃貸探しとは大きく違うなあと毎回感じます。違うなあと感じるのは、不動産物件サイトの写真と現況が全く違う写真が普通に出ています。写真は綺麗でも、中に入ってみるとびっくりの汚さ。写真はきっと建築当初のものなのかもと思うくらいです。ですので、実際に行ってみないと分からないので、期待してはいけません。また、インスペクションの日にちが決まっているので、その日には多くの申込者と一緒に内見することになります。人がまだ住んでいる場合もあります。こちらは、コロナ前よりは勢いはないと思いますが、不動産探しは競争という感じです。
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